• 工藤耕太郎

COVID-19(新型コロナウィルス)について

感染が拡大しています。当院でもかかりつけ患者さんが発熱した場合、検査ができるようにしております。また新規入院患者さんは全例、検疫(入院後一定期間個室で観察する)を行いはじめております。この3月以降のほとんどの期間、当院の職員は外食禁止などの自粛を続けております。 高齢の入院患者さんが多い当院において、COVID-19感染は大変危険なものです。患者さんの外出や外泊、面会などにも一定の制限がかかっておりご迷惑をおかけしておりますが、当院職員も本年の3月以降、かなりのレベルの自粛を続けております。なんとか、このCOVID-19の流行期を乗り切りたいと考えております。外来患者さん、入院患者さん、そしてご家族の皆様、これから受診される患者さんにもご協力をよろしくお願いいたします。

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フレイルの危険因子と対策

8月の上野原市の市報に掲載された私の記事を転載いたします。 フレイルは、偏った食事、運動不足、疼痛、難聴、抑うつ、認知機能障害などで生じやすくなります。また、服用している薬が6剤以上の場合、フレイルになりやすいとされています。 低タンパクの食事はフレイルの危険因子です。したがって肉や魚や大豆などを食べることは重要です。血糖値やコレステロール値は高すぎてもフレイルの危険因子となりますが、気を付けな

大変、ご無沙汰しておりました

コロナ対策、コロナワクチンなどで、多忙なためブログのアップができませんでした。 さて、今日は向精神薬の不適切な使用について書き込んでみたいと思います。 向精神薬の不適切な使用で最も多いのは睡眠導入剤と抗不安薬だと思います。これらの薬剤は概ねベンゾジアゼピン受容体に作用するものがほとんどです。 強い依存性をもつことがすでにわかっており、連続使用はかなり条件が限られていると思います。 しかし、現実では

怒っていらっしゃるご高齢の方

入院依頼の多くを占める事例は「BPSD」(認知症周辺症状)がコントロールできず、施設や家庭での介護が不可能というものです。BPSD(認知症周辺症状)とは認知症に伴って、以前より怒りっぽくなったり妄想をもったりするという概念です。 抗認知症薬や睡眠導入剤や抗精神病薬がすでに処方されていることが殆どです。薬の添付文書(製薬会社が発行している取扱説明書)を読めば、一定以上の確率で、抗認知症薬が易怒性を誘