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院長よりご挨拶

長く冷たい冬を乗り越えて今年も病院の庭に桜が咲きました。
三生会病院では桜の花びらのように心の病を抱えた全ての患者さんを優しい気持ちで包み、地域に開かれた精神科病院をめざします。
 日本における精神科医療の暗い歴史の影響もあり、心の病、精神科の病気にかかりたくないと思う人は少なくありません。それゆえ
、発病間もない急性期は、患者さん本人も家族もショックが大きい時期です。中には、受診が遅くなり早期発見早期治療による軽快に向かうことが可能であるチャンスを逃してしまう方もいます。また、いくつかの病院で治療を受けたにもかかわらず病気が進行してしまった方もいます。当院では、統合失調症、うつ病、アルコール依存症、神経症、認知症などの幅広い範囲で診療をします。また、急性期から慢性期、軽症から最重症までをチーム医療で取り組みます。厳しい現実から逃げることなく、決してあきらめることなく、十日一水五日一石の思いであせることなくじっくりと患者さん、家族とともに社会復帰に向けて取り組みます。

三生会病院 院長 吉永陽子

                            三生会病院 院長 吉永陽子

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